保守費の内訳を見る
年間の保守費が一つの数字で届くあいだは、下げる方法がありません。機器ごとに割ると、話が変わります。ほとんどの機器群では、少数の機器が費用の大半を作っています。古い機種か、設置環境が悪い機種か、使い方が荒い拠点です。内訳がなければ、この三種類は同じ「保守費」として一つの数字に溶けています。
1台の停止が店舗全体に及ぼす影響
セルフサービス端末が停止すると、その端末が処理していた取引は窓口と残りの機器へ移ります。取引量の多い拠点では影響がすぐに表れ、待ち時間が延び、行員の負担が増え、窓口での対応件数も増加します。復旧時間は技術上の指標であると同時に、店舗の日々の運営を左右する要素でもあります。店舗から最も多くいただくご質問の一つが「一台あたりの保守費が読める」です。
無駄な出動から先に消す
出動のなかには、行かなくても終わったものが混じります。消耗品の切れ、電源の入れ直しで済む停止、拠点側で対応できたはずの操作。これらは区分して数えなければ見えません。数え始めると、多くの現場では二割前後を占めています。ここを減らすのに新しい機器は要らず、必要なのは連絡手順の見直しだけです。